Sibainu Relax Room

愛犬の柴犬とともに過ごす部屋

柴犬と彼岸花 おまけDX

いつも来るところですが、まわりの様子が違うのでちょっと考えている柴犬です。

彼岸花に戸惑う柴犬

サリオパーク祖父江の彼岸花を柴犬といっしょに見てきました。

単体では目立ちませんがこれだけ集まると結構目立ちます。綺麗な花でした。

遊歩道沿いに彼岸花が咲いている景色を始めてみるので柴犬は理解できないようです。

GoogleMap

サリオパーク祖父江の位置です。

DXについて考察

DXとは、顧客の経済行動を分析して新たなサービスの創出を目標に、旧来のビジネスモデルや企業習慣の変革に取り組むことらしいです。

もう少し説明を加えるなら、はじめに経営者が自社の理念やパーパス(存在意義)を明確にします。

そして、実現したい未来=経営ビジョン(5 年後 10 年後にどんな会社になっていたいか)をしっかりと描きます。

現在の状況を眺めてみて、目指すべき状況の差を埋めるために解決すべき課題を洗い出します。

課題の解決は、デジタル技術を活用して旧来のビジネスモデル、固有の組織・企業習慣を変革して、戦略的に取り組んでいく。

ただ、DXは「分析予測対策を恒常的に行うようにして自己を変革しなさい」と言っているだけです。デジタル技術は導入ありきではなく、必要があればデジタル技術を活用して分析して、必要があれば導入することです。

学校教育

小学生の低学年から家庭科の中で情報教育があり、生徒にPCの配布が行われデジタル機器の取り扱い・危険性の指導があります。プログラミングは「Scratch」という言語で習っています。

プログラミングを手軽に慣れ親しむには「Scratch」はよいのですが、ビッグデータと言われる大量のデータの分析・予測には適切なプログラミング言語の選択、それを使いこなす高度なノウハウと経験が必要で、さらに進んだ人材育成が必要になります。

高校教育を見てみると、カリキュラム「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」では、AI、IoT、ビッグデータなどのデジタル技術を支えるためのプログラミングをつかった統計・データサイエンスの分野をかなり詳しく書いています。

つまり、分析者の現在までのデータを統計し、データサイエンスで将来を予測することができるような内容になっています。

ある「情報Ⅰ」の教科書の目次

 
 情報社会に生きるわたしたち

 情報社会の問題解決

 コミュニケーションと情報デザイン

 コンピュータとプログラミング

   〇コンピュータのしくみ

              コンピュータの基本的な構成

              ソフトウェアとOS

              CPUとメモリ

              CPUによる演算のしくみ

              2進法による計算

   〇アルゴリズムとプログラム

              アルゴリズム

              アルゴリズムの基本と表現方法

              プログラムの構成要素①

              プログラムの構成要素②

              データの扱い

              アプリケーションの開発①

              アプリケーションの開発②

              アプリケーションの開発③

   〇モデル化とシミュレーション

              モデルとは

              モデル化とシミュレーション

              コンピュータを利用したシミュレーション①

              コンピュータを利用したシミュレーション②

   章末実習 感染モデルのシミュレーション

   技法1 プログラミング言語 Pythonの基本①

   技法2 プログラミング言語 Pythonの基本②

 情報通信ネットワークとデータの活用
 

Excel Python の予感

「情報Ⅰ」教科書の中身を見てみると、「Python」「VBA」「Javascript」といったプログラミング言語が過半数の教科書で使われているようです。

また、2023年8月にマイクロソフト社の「Excel」において「Python in Excel」が発表され、「Windows Insider Program」でお試しできるようです。セルに「Python」の記述が使えるようになったようです。

また、「PyhtonEditer」が追加されて使えるようです。

私の予感です。

マイクロソフト社は「VBA」の進化を止めて「Excel VBA」を「Excel Python」にしようとしていると思われます。

ユーザーインターフェイスの「フォーム」を作るという作業は、「Python」では「Tkinter」ライブラリーを使えるけれども位置計算が必要など結構大変で、「フォーム」の作成だけを見るなら、「Excel」ではメインフォームにテキストボックス等を目で見ながら貼り付けて行けるので、はるかに迅速で簡単です。

「Python」のコードは読みやすく簡素・明瞭に書けるので、コードの部分は「Python」なるのかなと憶測しています。「Python」は、100万行を超えるCSVファイルの読み込み、ソート、書き込みの一連のコードも 4 行で書けます。(2022年12月22日 「Python でソート 1 」を参照)

となると教育分野では、分野が違う「Javascript」を除き「Python」一択になりそうです。

「Python」の天下となる日も近いかもしれません。

次の段落は、初心に戻ります。

コンピュータの負の整数の表現

コンピュータは2進法ですが、ここでは分かりやすく 10 進法で説明します。

分かりやすいように3桁の 基数10 の補数を考えます。3桁の繰り上がった数 1000 となりますので、2つの整数をたして 1000 になる整数が互いの補数になるという関係になります。

例えば 550 の補数を求めてみます。から引くので、補数は 1000 – 550 の 450 となります。

コンピュータの負の整数の表現は、与えられた整数(ここでは 999 まで)の負の値の表現は、与えられた整数の補数の頭に負記号 1(-1000)を付けた表現を負の値としています。

つまり、与えられた整数 550 の負の値(-550)の表現は補数 450 の頭に負記号 1(-1000)を付けた数 1450 が負の表現(実値 -550 )になります。

ですので、負の整数の実の値は、先頭の 1 は実値 -1000 とし 1450 は -1000 + 450 と計算します。また、与えられた整数 550 はコンピュータの規則で表すなら、先頭に 0 を付けて 0550 と表されます。

逆に、負の整数の表現が 1450 の場合の補数は、1000 – 450 = 550 で、正の表現 0 を付けて 0550 と求められます。

そして、1450 + 0550 は、-1000(負の表現 1 ) + 450 + 0(正の表現 0 ) + 550 → -1000 + 450 + 550 = 0 となります。

同様にして 2 進法では8 ビットの場合、 7 桁の補数を考えます。例えば、0110011 の補数は 7 桁から繰り上がった数 10000000 から引いた 1001101 が補数となります。この頭に負記号 1(10000000=-128)を付けた数 11001101 が負の表現となります。

ですので、11111111 は 10000000 = -128、1111111=127 なので 11111111=-128+127=-1 となります。 

今日はここまでとします。